施術内容を把握しておこう

タイプ別に異なる施術
ほくろは良性の皮膚病変とも言われています。ほくろがあっても身体に害はありませんが、場所によっては目立ちます。コンプレックスと感じている方も中にはいるかもしれません。女性はメイクで隠すことも出来ますが、大きいものやいぼ状になっているものに関しては隠し切れません。そんなときは美容外科で除去する方法が有効です。除去にはいくつかの方法があります。一番手軽に行えるとされているのがレーザー治療です。レーザー治療も削るタイプと削らないタイプがあります。5ミリから1センチ以下のものに関しては削る治療、1〜2ミリ程度の小さいものに関しては削らない治療を用いるケースが多いでしょう。レーザーの種類によっても回数が異なりますが、基本的に照射する回数が増すごとにほくろが消失していきます。5ミリ前後のものを除去する際にはくり抜き法が適応されることもあります。パンチのような器具で円形にくり抜きます。あとは縫い合わせることによって除去が完了します。皮膚にゆとりがある部分で大きいものにつきましては除去縫合法を用いります。名前の通り、メスで皮膚を切開して縫合する方法です。部位によって異なりますが、一般的に顔に関しては皮膚の再生能力が高いとされています。そのため最終的には傷跡が白い線状として残りますが、よく見なければ分からないくらい目立たなくなるでしょう。ほくろ除去で縫合する場合は体質によって傷跡がケロイドになる人も中にはいますので、そうなった場合はステロイド剤を注入したり内外服薬を利用したりして炎症を抑えることもできます。美容整形外科ではほくろの切除を行うことが可能です。急にほくろが出来た場合に関してはまず皮膚科を受診してみましょう。特に足の裏など、通常ならば紫外線の影響を受けにくい部分にできた時は悪性の可能性もあります。その場合は切除に関しては保険が適応されますので金銭的な負担も軽減されます。美容目的で治療を行う場合は全額自己負担になりますが、美容整形外科では仕上がりを重視して行ってくれますので、出来るだけ傷跡を残さないような仕上がりが期待できます。小さくてメスを使用して切除しなくても済むようなほくろに関してはレーザー治療が一番身体にかかる負担が少ないとされています。ミリ単位で料金が決められていますので、大きければそれだけ単価もアップします。小さいものに関しては一回の施術が数千円で行うことが出来ますので比較的低価格で行えるのも魅力のひとつです。いぼ状になっているような根深いものはくり抜きや切除縫合を用いります。メスや器具を使用して患部に麻酔をしてから切除します。そして皮膚を縫い合わせてぴったりとくっつけるのですが、しばらくは紫外線に当たらないように専用の保護テープが処方されるのが一般的です。皮膚が再生している最中に紫外線に当たってしまうと、皮膚に色素沈着跡が残ってしまう恐れがありますので注意しましょう。縫合して完了ではなく、そのあとどう過ごすかによって回復の仕方に差が出てきます。また、体質によって傷跡にも影響がありますが、仮に傷が残ったとしても傷跡を消すような治療を行うことも可能です。